お酒はTPOが大事…洞口依子さんが語る“嗜み”へのこだわり

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 それでたどり着いたのは、お酒は「誰と」「どこで」「どのタイミングで」飲むかによって、味わいも大きく変わるってことでした。

 例えば、ハネムーンで訪れたスペイン・イビサ島で毎日楽しんだサングリア。20年ほど前に主人と旅したキューバのハバナで飲んだモヒート。

 ハバナでは、かのヘミングウェーも通ったという旧市街のバー「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」にも行きました。でも、居心地が良かったのは、お酒好きの聖地ともいわれる葛飾区立石にあるような、赤提灯の“キューバ版”みたいな酒場ですね。

 モヒートは、細かいことはお構いなしで、手掴みでフレッシュライムとスペアミントをパパッと放り込み、砂糖は多め。それをステンレスじゃなく、木のマドラーでガシガシッと押し混ぜ、次に、氷を入れて目分量でホワイトラム。炭酸水の量は泡がコップの縁にくればOKみたいな。

 それなのに、刺激的なミントのワイルドな香りと爽やかなライムの酸味は鮮烈。やや甘めなのは熱帯ならではの暑さ対策の意味もあるんでしょうけど、口当たりが良くてスイスイ飲めました。

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