邦画支える“老女優パワー” 「あん」「ゆずり葉の頃」連日満席

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 公開は今のところ神保町の岩波ホール1館ながら、こちらも満席状態が続き、平日でも500人を超える観客が詰めかける。岩波ホールは「70代の中みね子さんのオリジナル脚本、初監督ということもあり、監督と八千草さんの発信力がすごかった。同世代の女性たちにその熱意が伝わったようだ」と話す。

 映画にかける老優、監督のエネルギー、これに同世代の観客は強く鼓舞されるのだろう。熱のある作品という気がする。

(映画ジャーナリスト・大高宏雄)

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