書店を“席巻”…安室奈美恵が女性誌「表紙ジャック」のなぜ?

公開日: 更新日:

 近所の本屋さんに行って驚いたファンも多いのでは? 女性誌・ファッション誌の棚を見ると、右も左もアムロ、アムロ、アムロ……。確かに今でも安室奈美恵(37)の女性人気は高いだろうが、日本中の若い娘が「アムラー」だった頃に比べれば、やや減速気味なのは否めない。にもかかわらず、この現象はいったい何なのか?

「6月10日、最新のアルバム『_genic』が発売されたので、そのプロモーションの意味が大きいでしょう。このアルバムは、オリジナルとしては一昨年7月に『FEEL』を発売して以来、約2年ぶりのもの。さらに、9月からさいたまスーパーアリーナを皮切りに来年2月まで全国44カ所で公演を行うことも発表しています。その景気づけの意味もあるのでしょう」(音楽関係者)

「いや、それより何より」と言うのはさる事情通。続けて「昨年から続いていた独立問題に決着がついたのが最大の理由でしょう。育ての親ともいえる『ライジングプロ』社長との対立が表面化したのが昨年8月。以来、『ライジングプロ』と所属レコード会社『エイベックス』の間で調整が続けられましたが、この9日、ようやく安室の個人事務所が正式にスタートしたのです。この間に受けたマイナスイメージを払拭する意味でも、女性誌の表紙を飾って“新生・安室”をアピールしたかったのだと思います」と言う。

 2年ぶりのアルバムとなれば、ファンの飢餓感は相当なもの。安室は“わがまま”を許してくれた「育ての親」の恩情に報いることができるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終