歌手はいだしょうこを育てた大作曲家・中田喜直の金言

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 とはいえ、時々うまくいかなかったこともあります。そんな時でも、先生は怒鳴ることがなかった。一段落してから、やさしく諭すように失敗したところを指摘して、丁寧に指導してくださいました。

 そのおかげで、萎縮することなく、次のステージで伸び伸びと歌うことができ、そして、先生の姿を見て、プロとして、ステージに立つことがどれだけ大変なのかを子供ながらに学んでいけたように思います。

 こうして、平日は学校、土日はコンサートという学生時代を過ごす中で、将来は歌の世界に行きたいと自然に意識し始めました。

 私が宝塚歌劇団を真剣に目指したのは中学2年になってからですが、応援もしてくださり、その一方で、親身に心配してくださったのも先生でした。まだまだ甘えん坊で、おとなしい性格だった私が、芸の勉強も規則も厳しい宝塚音楽学校にうまく適応できるだろうか? と考えてくださっていて。

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