「科捜研」沢口靖子と対立 “最強の敵”池上季実子に高まる期待

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 15日に第15シーズンがスタートしたドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)。初回視聴率は関東地区で13.5%(ビデオリサーチ調べ)と、相変わらずの人気ぶりだ。

 今回の“目玉”は新キャラクター、組織犯罪対策課の刑事役を演じる池上季実子。役どころは、成績優秀だがドス黒い向上心で、事件解決のためならどんな犠牲を払ってもかまわないという歪んだ正義感を持つアンチヒロイン。内部協力者を見殺しにしたり、同僚の刑事を裏切ったりすることも厭わず「死に神」とも呼ばれる“悪女役”だ。真っすぐな正義感で鑑定に当たる科捜研の法医研究員を演じる沢口靖子との対立が見どころになっている。

 沢口と池上という主演クラスの大物女優の初共演となる今作は、ワンクール10話少々のドラマが主流の中、全20話を超える異例の2クールでの放送が予定されている。

「2クール以上の長い期間、視聴者を飽きさせずに引き付けるためには、登場人物の心のひだまで描く“深み”が必要です。演じる側にもそれを演じ分ける実力が求められます。局側も相当自信があるのだろうと想像できますね」(ドラマ関係者)

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