私生活“切り売り”は限界 清原に浮上する「プロレスデビュー」

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 都内の一等地に立つそのマンションが、業者専用の検索システムに「売り物件」として登録されたのは、今月1日のことだった。広さ156平方メートル超の3LDK。南向きに面したリビングは26畳、室内にはバスルームが2つもある豪華な内装だ。築17年の中古物件ながら、2億3800万円の販売価格がつけられたこのマンションは、前オリックス清原和博(48)の自宅だったものである。

「97年に西武から巨人へFA移籍した直後に3億円で買ったものです。昨年3月の週刊文春の薬物疑惑報道以来、評論家やタレントとしての仕事がなくなり、生活が逼迫していると聞いていた。離婚もし、2人の息子の養育費の問題もあって、17年も住んだ自宅を売却せざるを得なかったのでしょう」(巨人関係者)

 開店休業状態だった仕事は、今年に入って芸能界の有力事務所とマネジメントの業務提携を結んだことで、露出が増え始めてはいる。

「そうはいっても、薬物疑惑報道と離婚で自殺を考えたとか、ひた隠しにしていた上半身の入れ墨をカミングアウトしたりと、自らのプライベートを切り売りするやり方では、タレントとしては長くは持たない。そこで浮上しているのが、現役引退後にウワサされたプロレスデビューです。清原と業務提携を結んだ事務所の会長は、アントニオ猪木の最大の後援者として知られる。その関係でプロレス、格闘技方面にも大きな影響力を持っています。清原にもう一度大きなスポットライトを当てるため、プロレスデビューさせるともっぱらです」(テレビ関係者)

 文字通り、裸一貫からやり直すことになるか。

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