15年テレビの“びっくり” コラムニスト桧山珠美が振り返る

公開日: 更新日:

 日本中の夫をビビらせた騒動がもうひとつ、「元光GENJI大沢樹生の実子騒動」。ウチの子もまさかと子供の顔をまじまじ見たとか見ないとか。

 4月には、萩本欽一(74)が駒沢大学に入学。すっかり世間から忘れられかけていた欽ちゃんだが、大学入学で再び注目。さすが視聴率100%男、目のつけどころが違う。

 厚顔無恥なびっくりぽんを3連発。

「日テレ上重聡アナのごっつあん疑惑」に「“浪速のエリカ様”上西小百合議員、衆議院本会議を病欠後に旅行疑惑」に「女子アナ不倫SEX写真流出騒動」。3人とも、世間の批判も聞く耳持たず、いまだ居座っているところがすごい。

 連ドラではなんといっても、AKIRAの主演ドラマ「HEAT」(フジテレビ系)が2・8%という低視聴率を記録したこと。この不人気ぶりに、すでに決まっていた映画化も白紙になったとか。そもそも、放送前に映画化が決まっていたことの方がビックリ。

 福山雅治吹石一恵の結婚も驚いた。NHK「ニュース7」でも報じられ、桑子真帆アナが「ショック」と心の声を漏らしてしまうほど。アミューズ株も急落し、翌日は会社を休んだOLもいたとかいないとか。「福山ロス」なんて言葉も生まれた。

 まあ、いろいろあった中で、「2015 びっくりぽん!大賞」に輝いたのは、「腕毛を剃った加山雄三」でした。9月に終了した「ゆうゆう散歩」内でツルツルスベスベになった腕を披露。あの若大将までもが女子化! 今年一番のびっくりぽん! だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

  2. 2
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 3
    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  1. 6
    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

  2. 7
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 8
    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

  4. 9
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異