超長文“暴走ブログ”で心配される ASKAの危ない精神状態

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 週刊文春でASKA事件を取材したジャーナリストの中村竜太郎氏はこう語る。

「自分に都合のいい一方的な記述ばかりで、客観的事実の検証がない。週刊文春が取材過程で暴力団に謝礼を支払ったという記述もありましたが、そんな事実は絶対にありません。そもそも自身が犯した罪と真摯に向かい合うべき執行猶予中にもかかわらず、なぜ、こんな文章をブログに掲載したのか。反省がないと取られても仕方ないでしょう」

「後記」では〈へたな言い訳にならないよう、自分の悪いところもすべて書ききったつもりです〉と殊勝な言葉もつづっているASKA。だが、現在はハッカー集団による深刻な盗聴盗撮被害に悩んでいるといい、最終章「追記」では「盗聴盗撮集団に告ぐ」として〈いますぐ、私への行為を止めなさい。止めないのであれば、君たちの犯した事実を世間に公表することになる。〉〈私は、君たちに時間を与えるつもりはない。この場で直ぐに止めることを強く要求する。これは最終警告だ。ASKA〉と結ばれている。

 なぜハッカー集団がASKAを盗聴するのか事情がまったくわからないが、今回のブログは気づいた関係者が強制的に削除したとみられる。ダルクは出たとはいえ、まだまだ周囲の支えが必要な様子のASKA。ブログを読む限り、本格的な歌手活動再開までは時間がかかりそうである。

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