ASKA 覚醒剤との決別“最大のハードル”は「女と性欲」

公開日: 更新日:

【日刊ゲンダイ連載 「芸能界クロスワード」】

 芸能界に薬物汚染が喧伝されだした頃のこと。2度の覚醒剤で実刑を受けていた元芸能関係者と出所直後、会う機会があった。

「塀の中で規則正しい生活をしていたので太りました」と笑ったが、むしろ健康的にも見えた。しかし、髪の毛は艶がなくパサパサ。「焼き肉が食べたい」と夢中でパクついていた歯が隙間だらけなのだ。とても40代前半の人の歯とは思えない。

「髪も歯も覚醒剤の後遺症だと思います」という。

 歯は歯科医で治せるだろうが、問題は覚醒剤にむしばまれた体を治せるか――。

「覚醒剤だけならやめることができると思いますが、問題は女です」

 彼は2度とも女性と一緒に覚醒剤で逮捕された。「覚醒剤と女」は切り離せない関係にあるという。

「覚醒剤をひとりでやっても面白くない。女とセックスで使うからはまったのです。一度その快楽を知ったら、もうノーマルなセックスでは満足しない。それで2度も手を出してしまった」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”