大関霧島が2日目にして結びの一番に登場する異常事態…来月の「パリ公演」まで土俵を引っ張れるか

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 大関復帰早々、“メイン”を張るとは思ってもみなかっただろう。

 11日、今場所から大関に復帰した霧島(30)が初日から2連勝。成長株の義ノ富士を相手に、目まぐるしく攻防が入れ替わる激しい相撲を制した。

 前回の大関時代は首のケガもあってカド番だった2024年5月場所を休場し、在位6場所で陥落。先場所Vを手土産に再昇進を決めた。

 今場所は横綱大の里と大関安青錦が初日から休場。横綱豊昇龍も初日の相撲で右足を負傷し、2日目に休場届を提出した。2横綱3大関と上位陣の層が厚かったはずが、いきなり琴桜との2大関に。地位に伴う責任がその両肩にのしかかっている。なにせ、2日目にして大関が結びの一番に登場する異常事態。霧島にしても「まさか」だろう。

 もう1人の大関琴桜は初日から2連敗。安定感のある霧島はいやが上にも期待が高まる。

「初日は隆の勝に勝ったものの、前に出て攻めておらず、内容はイマイチとの見方もある。それでも1勝して気持ちに余裕が出たのでしょう。この日は手に汗握る素早い攻防の中でも、冷静に相撲を取っていた」(角界OB)

 相撲協会は来月、パリ公演が控えている。肝心の横綱2人はケガもあって、現段階での参加は不透明。となれば、いよいよ“メインイベンター”として、霧島が土俵を引っ張るしかないだろう。

 1995年の前回パリ公演では先代霧島が現地で「角界のアラン・ドロン」と紹介され、人気を博した。2代目はどんな名で呼ばれるか……。

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