瀕死マックもすがる…バカリズムに大企業が熱視線のワケ

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 それもそのはず。芸人らしからぬ守りの姿勢は、瀕死状態のマックの期待を背負っているからだろう。期限切れの鶏肉使用問題以降、客離れに歯止めがかからず、都心の店舗は次々と閉店。「本家」アメリカでも経営不振から株式売却が検討されているという。そんな中、起死回生を狙い、日本マクドナルド史上初の試みとして名前の募集を打ち出したのが今回の企画で、“看板”がバカリズムというわけだ。

 大喜利のイメージが強いが、昨年から「任天堂」「大王製紙」「エン・ジャパン」と意外にも(?)大手企業のCMに出演中のバカリズム。売れっ子なのには、それなりのワケがあるという。

「笑うと目がなくなるくらいくしゃっとなる優しい顔で、画面に出ていて威圧感がない。頭の回転の速さはもちろんのこと、清潔感もあり、マイナスのイメージがないので主婦ウケもいい。毒舌も以前はキツめでしたが、ラジオ(オールナイトニッポン)では人気の下ネタコーナー(『エロリズム論』)をやっていても、テレビではエロを控えたりと場所によってキャラをすみ分けている。かと思えば、連ドラで脚本家デビューするや大好評。マルチタレントです」(芸能リポーターの川内天子氏)

 “お笑い四次元ポケット”の異名も持つバカリズムはマックの救世主になれるか。

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