瀕死マックもすがる…バカリズムに大企業が熱視線のワケ

公開日: 更新日:

 それもそのはず。芸人らしからぬ守りの姿勢は、瀕死状態のマックの期待を背負っているからだろう。期限切れの鶏肉使用問題以降、客離れに歯止めがかからず、都心の店舗は次々と閉店。「本家」アメリカでも経営不振から株式売却が検討されているという。そんな中、起死回生を狙い、日本マクドナルド史上初の試みとして名前の募集を打ち出したのが今回の企画で、“看板”がバカリズムというわけだ。

 大喜利のイメージが強いが、昨年から「任天堂」「大王製紙」「エン・ジャパン」と意外にも(?)大手企業のCMに出演中のバカリズム。売れっ子なのには、それなりのワケがあるという。

「笑うと目がなくなるくらいくしゃっとなる優しい顔で、画面に出ていて威圧感がない。頭の回転の速さはもちろんのこと、清潔感もあり、マイナスのイメージがないので主婦ウケもいい。毒舌も以前はキツめでしたが、ラジオ(オールナイトニッポン)では人気の下ネタコーナー(『エロリズム論』)をやっていても、テレビではエロを控えたりと場所によってキャラをすみ分けている。かと思えば、連ドラで脚本家デビューするや大好評。マルチタレントです」(芸能リポーターの川内天子氏)

 “お笑い四次元ポケット”の異名も持つバカリズムはマックの救世主になれるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議