連ドラ3本演じ分け 最も使いたい俳優・遠藤憲一は硬軟両用

公開日: 更新日:

 そんな売れっ子俳優とはいえ、遠藤がこれまで積み重ねてきたキャリアはあくまで脇役。その演技が認められて、これまでにも「湯けむりスナイパー」(09年、テレビ東京系)、「民王」(15年、テレビ朝日系)で連ドラ主演を果たしているが、あくまで深夜帯。今作が初めてのプライム帯での主演となる。

「遠藤からすれば、もちろんこのドラマで視聴率が取れれば言うことはないでしょうが、今は主演に抜擢された喜びのほうが大きいでしょう。フジテレビのこの枠は『戦う!書店ガール』も『HEAT』も平均で5%割れと散々でした。大コケさえしなければ、その演技と人気を当て込んだテレビ局から、今後も主演ドラマのオファーはある。“数字”が求められるのは、その時ということになるでしょう」(芸能ライター)

 その時はぜひ、カワイイおじさん役ではない、コワモテの悪役を演じて本領を発揮してほしいものだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった