ドラマ「孤独のグルメ」Pが語る 松重豊を五郎役に決めたワケ

公開日: 更新日:

 街の食堂にふらりと入ってうまそうに食べるだけのドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)。深夜に視聴者の食欲を直撃するこの番組が熱烈でコアな支持者を集め、ついに10月2日からSeason5がスタートする。この番組の立ち上げから参加したプロデューサーの吉見健士氏(共同テレビジョン)に人気番組の舞台裏を語ってもらった。

■弱々しくなく食い物に負けない存在感

「孤独のグルメ」のドラマ化の企画をテレビ東京に拾っていただき、すぐにキャスティングをどうするかという話になりました。何しろその時点で10月。第1話のオンエアは1月です。時間がありません。それでも僕はどうしても松重豊さんに井之頭五郎役をやってほしいと思っていました。もちろん、引き受けてくださる保証はありません。でも僕は、「ぜひ松重豊さんでいきたい」と提案しました。

「孤独のグルメ」はドラマだけどストーリーがないので、まったくドラマ性がない。何しろふらりと店に入り、飯を食い、「うまい!」とつぶやいて帰るだけです。キャラが立つ人でないといけない。弱々しくなくて、食い物に負けない存在感がなければなりません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  1. 6

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  2. 7

    京成電鉄にのしかかるオリエンタルランド株の重荷…物言う株主の揺さぶりには抵抗も厳しい“お家事情”

  3. 8

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  4. 9

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  5. 10

    小泉進次郎農相がSNSで難クセ連発の理由…JA会長を名指しで晒し上げ連日大炎上