モハメド・アリを「日本に呼んだ男」が語る初来日の裏側

公開日: 更新日:

 かつては英国植民地兵として日本の岩国基地を訪れたこともあり猪木との一戦には前向きだったという。

「決め手になったのはアリです。アミンもイスラム教徒でアリのことを大変に尊敬していたから、アリがレフェリーをやると言ったら即OKになった。試合会場はウガンダの首都のサッカー場の特設リング。漫画家の赤塚不二夫君なんてリングサイドの席は全部買うなんて言ってくれましたよ。で、79年1月に記者会見も開いて試合も6月だと発表したらウガンダが内戦状態になってアミンが失脚して、サウジに亡命してしまったんです。これは実現できなくて本当に残念でした」

「僕が初めて俳優として出演した映画『渇き。』(14年)のDVDもアリのマネジャーに送りましたが、見てくれたかどうか。ずっと入退院を繰り返していましたからね。実は、ISとの交渉役にアリを立てる、という話もあったんです。彼はイスラムの世界では、いまなおカリスマ的な存在ですからね。もし、彼が元気なら世界情勢にも影響があったことでしょう。安らかに眠ってほしいです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る