深田恭子がトバッチリ 「アリス」続編“記録的惨敗”の災難

公開日: 更新日:

 10日、深田恭子(33)が映画アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」の舞台挨拶に登壇。6年ぶりの続編となった今回も前作に続き「白の女王(ミラーナ)」の吹き替えを担当した深田は、純白のドレスで登場すると「まず続編があることに驚きました。この6年間にいろいろな仕事をさせていただいたので、それが少しでも生かせたらと思って演じさせてもらいました」と語った。

 深田が続編の決定以上に驚いたのは“惨敗”の現状だろう。

 1日から全国979スクリーンで公開されたこの作品、公開初週の土日2日間で動員27万3209人、興行収入4億2545万7700円と、ディズニー映画としては惨憺たる数字。10日時点でも、興収11億円、動員人数は72万人。2010年に公開された前作は3D映画のパイオニア的作品としても注目され、興収118億円(2010年の興収第2位)を記録したが、今作は動員比で約33%、最終的な興収は30億円に届くかどうかだという。

「『オープニング週末興行ランキング』では1位を獲得したが、あくまで対抗馬不在のトップ。同じくディズニー映画の『ファインディング・ドリー』や『ポケモン』は16日、『ONE PIECE』は23日に公開を控えており、あっという間に抜き去られるでしょう。子供ならまだしも、大人はジョニー・デップの奇抜なキャラクターに飽きているところもある。3Dの入場券の高さもネックになりました」(映画ライター)

 このトバッチリを受けたのが深田だろう。お世辞にも上手とは言えない吹き替えだったが、映画がこうも惨敗となれば、女優としてのキャリアにも傷がつきかねない。23日には写真集も発売されるが、深キョンには思わぬ夏のつまずきとなった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲