桐谷美玲も犠牲か? フジ「月9」の“史上最低”スパイラル

公開日: 更新日:

 桐谷美玲(26)が主演することが決まっている次期“月9”「好きな人がいること」に追加キャストとして若手女優の大原櫻子(20)や実力派の吉田鋼太郎(57)らを投入することが12日分かった。

 ドラマは人気若手・山崎賢人(21)、三浦翔平(27)、野村周平(22)のイケメン3人組と桐谷との恋愛模様を中心に描くらしいが、有村架純(23)を起用した「いつ恋」、福山雅治(47)の「ラヴソング」に続いて、今度も「月9史上最低」を更新するのではないかともっぱら。発売中の「週刊新潮」で、「フジテレビはなぜ凋落したのか」の著者・吉野嘉高氏がこう指摘している。

「おそらくこのドラマは10代、20代をメインターゲットにしているのでしょう。しかし、この世代は最もテレビを見ていません。自分たちでストライクゾーンを小さくしておいて、そこにコントロールが利いていないボールを投げているようなもの」

 コラムニストの桧山珠美氏もまったく同意見だ。

「『月9』というと今やBS―TBSの『酒場放浪記』に取って代わっているぐらい、この時間帯は男性中高年がメーン視聴者になっているんです。そんなオジサンにとって若者の恋愛なんて何の興味もありません。しかし、『月9』=恋愛で、かつての黄金時代を築いたフジテレビはいつまでも当時の成功体験から離れられない。ここを断ち切らない限り、フジの負のスパイラルはいつまでも収まらないと思います」

 桐谷といえば、昨年11月に主演した「アンダーウェア」(フジテレビ系)で大コケした過去がある。今度もフジの作戦ミスで汚名を重ねることになれば、美玲チャンこそ“犠牲者”だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃