ブルースシンガー大木トオルさん “セラピー犬”育成に尽力

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 足に障害があったチロリと大木さんの物語は書籍化され、5社の教科書に取り上げられ、青少年読書感想文コンクールの課題図書にも選ばれた。

■ベン・E・キングとも共演

 さて、大木さんは76年に渡米し、「トオル・オオキ・ブルースバンド」を率いて3年間全米をツアー。78年のデビューアルバムは8万枚という、2000枚売れればオンの字のブルースでは異例の大ヒットとなった。

 79年に凱旋公演を行ってからは日米を往復しながら定期公演を行い、昨年死去した、「スタンド・バイ・ミー」で知られるベン・E・キングとは、「マンハッタン・ブラザーズ」として30年以上活動を共にした。

「でも、あのままショービジネスの世界につかっていたら、おそらく、多くのミュージシャンが酒やカネのトラブルでボロボロになって身を持ち崩すように、私も今ごろ死んでたかもしれません。その意味で、犬たちに逆に救われたのは私の方かもしれないと思ってます」

 当面の目標は捨て犬捨て猫の殺処分ゼロ。

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