テレビにも出演 小沢健二19年ぶり新曲で“復帰”のワケ

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 90年代にカリスマ的人気を誇ったシンガー・ソングライターの小沢健二(48)が22日に、19年ぶりの新曲「流動体について」を発売。21日付の朝日新聞で突然発表するという“サプライズ”だった。今後立て続けにテレビ番組に出演する予定で、ファンの間で話題騒然となっている。

「オザケン」の愛称で、日本のポップカルチャーに大きな影響を与えた小沢だが、98年に「春にして君を想う」を発売して以降、新曲は発売せず。ツアーや公演は不定期に行っていたが、メディアへの露出は極端に少なかった。14年にはフジテレビ「笑っていいとも!」に出演したが、これも16年ぶりのテレビ出演。

 プライベートも謎に包まれていて、その動向が伝えられることはほとんどなかった。それだけに、突然の表舞台“復帰”は、衝撃をもって受け止められている。

「店に行ったら、突然、新曲が店頭に並んでいる――というやり方は、ビヨンセら世界的なアーティストがやっている最新手法。“サプライズセールス”です。小沢は90年代後半にニューヨークに移り住んで以降、世界中を旅したり、“反資本主義”を掲げ政治的な活動をするようになった。音楽的には“隠遁”生活を送っていました。09年に米国人の写真家と結婚し、13年には長男が生まれている。ただ、最近はあまりにも本格的な音楽活動から離れていたため、経済的に苦しくなったのでは――との臆測も呼んでいます」(音楽関係者)

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