著者のコラム一覧
三枝孝臣

1966年東京都生まれ。89年に日本テレビに入社、「ZIP!」「スッキリ!!」「シューイチ」など情報番組から、「THE夜もヒッパレ」「DAISUKI!」などバラエティーまで、手掛けた番組は100を超える。2015年に日本テレビを退社。現在、メディアデザイン会社「アブリオ」、LINEの前社長・森川亮氏と共に新事業「C Channel」を立ち上げ、メディアを超えたコンテンツプロデューサーとして活躍。近著に「一流のMC力」(東洋経済新報社)がある。

EXILE加入で化学反応 MCの才能秘めたTAKAHIROへラブコール

公開日: 更新日:

 僕が個人的に期待しているMCに、EXILEのTAKAHIROさん(32)がいます。彼との出会いは、2006年に行われた、「EXILEボーカル・バトル・オーディション」でした。僕が総合演出を務めていた「スッキリ!!」で、そのオーディションに密着したのです。

 朝のワイドショーで、そうしたエンターテインメントの裏側を取材するのは異例でしたが、新しい情報番組を目指していた「スッキリ!!」は、このテーマに密着しました。取材する側から見て、TAKAHIROさんが入るとEXILEは別の形に化学変化するのでは、と感じていました。ボーカリストの実力だけをとれば、他にも可能性のある方々もいましたし、キャラクターがそれまでのEXILEと合っている人もいました。でも、彼がメンバーに入ると、今までと違った進化をするのではないか、という予感があったのです。

 のちに、EXILEのリーダーであり現在は事務所の会長でもあるHIROさんと話す機会がありました。HIROさんいわく、TAKAHIROさんを入れることによって、「EXILEを次のステージに引き上げたかった」そうです。さすがの審美眼だなと、感じ入ったことを覚えています。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?