倉本聰に挑発され奮起 昼ドラ「やすらぎの郷」番組Pの覚悟

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 初回視聴率は8%超と及第点には十分な数字。脚本家・倉本聰氏(82)が自ら企画し、脚本を手がけた平日昼の帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」(テレビ朝日系、12時半~12時50分)が好調だ。倉本氏の現在のテレビのあり方に対する不満が込められた作品としても話題だが、制作サイドの率直な胸の内は? 同番組プロデューサーの中込卓也氏(52)に話を聞いた。

■「倉本聰から挑発されて、応えないテレビマンはいない」

 中込氏は、18年前の倉本作品「玩具の神様」(99年、NHK)に携わって以来、何度も富良野を訪れドラマの執筆依頼をしてきたが、フラれっぱなしだったという。

「倉本先生は常々『いまのテレビドラマは面白くない。興味がない』とおっしゃっていましたね。連ドラ『風のガーデン』(08年)以降、テレビとは距離を置かれていましたが、ご自身を含め、同世代のお友達は、朝早く目覚めるんだけれど見たい番組がないと嘆いている。ドラマでいえば、NHKの朝ドラが独り勝ち状態。どこの民放も指をくわえて見ているだけで、なぜチャレンジしないのか。じゃあ、俺が書けばいいのか――。これが、9年ぶりの連ドラを執筆されるに至った先生の三段論法です」

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