倉本聰に挑発され奮起 昼ドラ「やすらぎの郷」番組Pの覚悟

公開日: 更新日:

 企画書の1ページ目には〈舞台は芸能界で活躍した人たちが入れる無料の老人ホーム。でもテレビ局員だけは入れない。テレビをダメにした張本人だから〉と書かれており、「倉本聰から挑発されて、それに応えないテレビマンはいないでしょ?」と振り返る。

「いまのプロデューサーやディレクターは、ばかだばかだと言われますが、捨てたもんじゃない。倉本先生が思い描く映像をしっかりと形にし、僕らもきちんとドラマを愛していますと見せる。それが、いただいたホン(=脚本)に対する返礼だと思いました」

■浅丘ルリ子が4話目まで登場しないので相談したところ……

 若者向けのゴールデンタイムに対抗し、年配者向けのシルバータイムと銘を打った。具体的な違いは「話のテンポ」だ。

「仮にゴールデン帯のリズムでつくるなら、1週間計5回は3回分ぐらい。これまでよりゆっくりとしたテンポで、ホンをいただいた時は、正直、戸惑いました。予告には出てくる浅丘ルリ子が4話目まで登場しないけれど、果たして視聴者は待ってくれるのか。めちゃくちゃ怖くて心配になり、先生にも『初回から(老人ホームの)やすらぎの郷を見せられませんか』と相談したら、『見せないように書いてるんだよ!』と怒鳴られました(苦笑い)。当たり前ですが、巧みに計算されている。一喝されたことで皆、覚悟を決めました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網