本格始動のはずが…いまだ“開店休業”中森明菜の現在地

公開日: 更新日:

 中森明菜(51)がテレビからの出演オファーを50本以上蹴り、南の島でバカンス中との週刊誌報道に「なんで?」「引退なのか?」といった疑問の声が上がっている。昨年末に7年ぶりのディナーショーを成功させ、今年は本格再始動のはずじゃなかったのか、というわけだ。明菜を長く取材するベテラン芸能記者の青山佳裕氏(63)はこう言う。

「レコード会社もコンサートを企画しているし、新曲もすぐにリリースしたいでしょう。しかし、それらは今の明菜には禁句なのだと思う。せかして、また引きこもったり、5月にはサンフランシスコで予定している新曲づくりまでパーになったら元も子もない。結婚して誰かを養っているわけじゃない明菜にとって、お金はモチベーションにはならない。明菜を知らない若い世代に新たにファンになってもらおうとまでの気持ちは本人にないんじゃないでしょうか。いや、全くないわけじゃないにせよ、プロモーションやテレビ出演でまたぞろ芸能マスコミに追いかけられたりするくらいだったら、自分を見守ってくれるファンがいてくれ、その人たちが聴いてくれたら十分という心境なんだと思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

  2. 2
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 3
    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  1. 6
    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

  2. 7
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 8
    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

  4. 9
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異