日枝「院政」は変わらず…フジ亀山千広社長退任の決定打

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「社長更迭の決定打になったのは平成29年(17年)度3月期の業績下方修正です。今年1月に第3四半期を終えた時点で下方修正していたにもかかわらず、それを下回る大失態。これでは経営責任は免れません」(経済記者)

 亀山氏でなくても、誰が社長になったところでネット全盛という、テレビ業界全体を覆う構造不況の打開は難しいとの見方もある。だが、フジの落ち目を象徴するエピソードといえば、脚本家の倉本聰氏がシルバー世代向けに書いてスマッシュヒットしているテレビ朝日系のドラマ「やすらぎの郷」。このドラマは当初、倉本氏が「北の国から」などで義理のあるフジに持ち込んだものの、けんもほろろに断られ、テレ朝で大ヒットしているのだから、見る目がないという言葉では済まされない。

 フジテレビの右肩上がりを体現してきた“トレンディー社長”が味わう初めての蹉跌。BSで捲土重来となるのか、はたまた――。

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