「自宅リビングのように」 吹越満が語る“行きつけ”の条件

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 今やテレビドラマには欠かせないバイプレーヤーの吹越満さん(52)。大河ドラマからコメディーまで何でもこなす演技派にとって、酒は一日も欠かせない元気の源だ。

 ◇  ◇  ◇

 酒のよさは人と人の垣根を低くするとか、コミュニケーションを円滑にする、楽しい気分にしてくれるというのが一般的です。もちろんそれも認めますし、随分と恩恵も受けています。でも、僕の場合は、「芝居の演出や脚本、演技に役立ってる」と日々、実感してますね。

 今は8月24日から始まる舞台に向けて稽古に励んでいますが、毎日納得して一日を終わらせてるわけじゃない。不完全燃焼だったり、もう一工夫欲しいんだけど、スキッとした解答を得られず行き詰まるってことも往々にしてあるわけです。

 そんな時は、可能な限り場所を変えてスタッフとグラスを傾けながら、フリートークします。みんながみんな好き勝手に言ってるうちに、思わぬヒントが見つかったり、時にイレギュラーヒットになるようなアイデアがポロッと出てくる。翌日、冷静に考えたら見当外れだったり無理なこともあります。ただ、公演を少しでも良くしようという熱意が高まるし、共有できるものが大きい。これは表現方法を創作する僕らには、すごく有意義なんですね。

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