過去の独立騒動に男の影 安室奈美恵“育ての親”の複雑心境

公開日: 更新日:

 歌手の安室奈美恵(40)の電撃引退発表から2日が経ったが、日本中がこの話題で持ちきりである。テレビのワイドショーはもちろん、菅義偉官房長官まで「非常に寂しく、残念」と言及するなど、伝説の歌姫の引退にみなが驚きや悲しみにくれる中、引き際の美学などにも注目が集まっている。

 だが、しかしである。今回の引退をすべて“美談仕立て”で済ませてしまっていいのか。芸能関係者の間で注目を集めた記事がある。スポニチが、安室のかつての所属事務所「ライジングプロ・ホールディングス」の平哲夫社長へ取材した記事を載せたのだ。

 平社長は今回の引退について「あいつの美学なんだろうね」と理解を示したようだが、引退の一報は発表当日に所属レコード会社からの連絡で知ったという。安室にとって平社長は、デビューから20年以上もお世話になった、まさに“育ての親”である。そんな恩人に、安室本人は事前に相談するどころか、直接連絡もしなかったことになる。

■引退の一報を当日に聞いた“育ての親”

 確かに両者の間には“確執”があった。2014年に安室サイドが突然「奴隷契約だ」「独立したい」と訴えて“独立騒動”が勃発。揉めに揉めた揚げ句、15年には独立を果たし、現在の個人事務所を設立した。そのウラには、音楽関係者の男性がいたとされ、その関係が今も続いているといわれている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋