独立組3人に悲観論なし SMAPなきジャニーズこそ今は窮地

公開日: 更新日:

 解散、独立し、さらにその動向に注目が集まっている。8日にジャニーズ事務所を退社した元SMAPの稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)の3人のことだ。退社後、香取はさっそく翌9日に、司会を務めるテレビ朝日系「SmaSTATION!!」に生出演。東京・六本木の同局にはファン400人以上が集まったという。

 香取は余裕の表情で「スマステ見てください」と応じたというから、ファンとしては一安心といったところだろう。だが、3人を待ち受ける道は極めて厳しいという見方もある。これまでついていたマネジャーはいなくなり、新たな仕事の窓口には弁護士が就任。スケジュール管理や条件交渉、契約は自分たちで決めていくことになるのだ。芸能評論家の肥留間正明氏はこう言う。

「何も悲観することはないでしょう。3人とも役者、タレントとして確かな実力があり、テレビ局との信頼関係も築けている。むしろ、これで仕事を選ぶことができ、自分のペースでやることができます。ポスト・SMAPは嵐ということらしいですが、嵐はSMAPがいたからこそ輝けた部分がある。SMAPが解散して、力が落ちたのは、むしろジャニーズ事務所のほうでしょう。事務所の幹部も高齢化していて、今はジャニーズの“転換期”にあるといっていい」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?