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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

安室奈美恵の引退宣言で思い出す 母・恵美子さんの“遺言”

公開日: 更新日:

 芸能人の仕事に頂点はない。役者・歌手としてどんなにヒット作を作ろうと、まだ上を目指し、年齢に関係なく仕事を続ける方が大半。ただし、山口百恵さんのように「女性としての幸せ」と仕事よりも家庭を選択。新たな頂を目指し引退する人もいる。

 世間を仰天させた安室奈美恵(40)の引退は前例のないケースだった。アーティストとして人気も実力も衰えのない安室。「なぜ」と惜しむ一方で、安室らしい「美学」という声も聞く。

 振り返れば、彼女らしい決断とも思う。小学4年で「沖縄アクターズスクール」に通い、中学卒業後、芸能界に入るのも安室自身の決断。筆者と親交の深かった母親の恵美子さんはかつてこう話していた。

「奈美恵はなんでも自分で決める子。私にはだいたい事後報告でした」

 SAMとの結婚もしかり。人気絶頂期の出産・育児休暇を不安視したのは母親も変わらなかったが、「私も中学を出て、集団就職で上京。二十歳の時にできちゃった婚でしたから、反対などできません。それより奈美恵と私の人生が重なるのが不思議でした」。

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