著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

香取、草彅、稲垣…ジャニーズとの闘いはこれからが本番

公開日: 更新日:

 碁盤を挟み白と黒に分かれ陣地を取り合う囲碁のようにも見えてくる。

 メディアという碁盤に向かい黒の碁石がジャニーズ事務所。対する白の碁石は香取慎吾草彅剛稲垣吾郎の元ジャニーズの3人。当初、実績で黒が有利と言われていたが、白がここにきて果敢に攻め込んできた。

 16日スタートした公式サイト「新しい地図」を機に次々と策を打ってきた。ネットテレビのゲストに続き、来年には3人の映画が公開されることも発表された。猛烈な勢いで碁盤を白が埋めていく。この背景にあるのが頭脳の核となるSMAPの育ての親である元マネジャーの飯島三智氏の存在。ついに公の場に登場。帰ってきた強い味方にイベントに出てきた香取の表情(写真)にも余裕が見える。

 男性アイドル情報を黒で埋めてきたジャニーズに、元仲間が白となってその牙城に迫ろうとする構図に見える。今後は黒がどう押し返すかだが、肝心なのはメディアジャックではなく、仕事の中身。

「話題性では飯島氏側に勢いを感じますが、ジャニーズはあくまでも地上波がメイン。本当の闘いは地上波に3人が本格的に参入してからでしょう」(テレビ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」