密着映画で見せたテレビ愛 萩本欽一「仕事と運」を語る

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「欽ドン!」ほか視聴率30%超の番組を次々と世に送り出し、「視聴率100%男」の異名をとった萩本欽一さん(76)。自身が輝くだけでなく、欽ちゃんファミリーほか昨今のテレビ界で活躍する多くのタレントを発掘してきた。「大将」と尊敬される存在だが、当の本人は「誰ひとりとして育てた意識はない」とアッケラカンだ。

「僕自身、ダメなやつが成功したっていうことを忘れないでいる。当たるのは才能じゃなくて、運。だから僕に世話してもらったっていう気を持たれたら困っちゃう。こっちは世話したなんて思ってないんだもの。皆に『お歳暮や年賀状は出すな』って言ってます」

 恩返ししたいのなら、「仕事で返して欲しい」という親心こそだが、例外もあったという。

「小堺(一機)と関根(勤)には一度だけ、ボンレスハムを1本送れって伝えました。30年以上経っても仕事で僕にプラスになるようなことはな~んにもなくて、ちょっとムッとしたの。それで、関根はきちんと1本送ってきたんだけど、小堺は詰め合わせセットを送ってきやがんの。バカヤローでしょう?(笑い)」

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