シン・ゴジラと陸王で3人が裏かぶり…タブーは存在せず?
これら3人の“アクロバティック”な重複出演に、<何という偶然!>と驚きの声が上がる一方、<出演者が裏かぶりしていて問題はないの?>と、わざわざ心配する視聴者も。
確かに、同じ芸能人が同時間帯の裏番組に出演すると視聴率が割れるため、テレビ局同士で調整が行われている、などといったエピソードはよく耳にする。バラエティー番組で芸能人がポロリとしゃべったことも少なくない。
今回、そのあたりを意識したかを「シン・ゴジラ」を放送したテレビ朝日に問い合わせてみると……。
――番組の制作過程に関することにつきましては従来お答えしておりません。
と、そっけない回答文がFAXで送られてきた。
「まあ、厳密とまではいかなくても、スポンサーへの“忖度”から、出演者の裏かぶりを避けるのが業界の暗黙のルールとして存在しているのは確かです。例えば、先日話題になったAbemaTVの『72時間ホンネテレビ』に出演した稲垣吾郎も、TBS系『ゴロウ・デラックス』との裏かぶりを防ぐために、ホンネテレビの画面から消えました。とはいえ、シン・ゴジラの出演者は300人を超え、全員の裏かぶりを避けるのは難しい。淫行騒動の小出恵介の出演シーンをカットするのが精いっぱいだったのでしょう」(芸能ライター)
視聴者は余計な忖度をしないでテレビを楽しんだ方が良さそうだ。