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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

AI進化がもたらす「死なない時代」の投資戦略

公開日: 更新日:

「CM出演のギャラは何に使いますか?」

「老後の蓄えにします」

 1991年、100歳で国民的アイドルとなった、きんさんぎんさんの爆笑トークの一幕だ。

 100歳を越えてなお貯蓄に励む前向きな生存本能は、現代のシニア世代にとっても大いに参考になる金言である。

 だが、AI革命の波は、こうした“ほのぼのトーク”すらも過去の遺物に変えようとしている。「100歳まで生きる」ことが“憧れ”だった時代は、いま終わりを迎えようとしている。

 ターゲットは「2029年」。わずか3年後、人類は劇的な転換点を迎える。未来学者が提唱する「寿命脱出速度(LEV)」への到達だ。

 AI進化が医療を激変させ、1年生きるごとに寿命が1年以上延びる。技術が死の速度を追い越す「死なない時代」の到来だ。

 この分岐点までしぶとく生き残りさえすれば、理屈の上では「死」という絶対的な壁を突破できる。

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