シン・ゴジラと陸王で3人が裏かぶり…タブーは存在せず?

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 12日に放送された映画「シン・ゴジラ」は平均視聴率15.2%と下馬評通りの数字をマーク。その裏で放送されたドラマ「陸王」(TBS系)も14.5%の安定感で、「どっちを見たらいいの!」とうれしい悲鳴が相次いだが、その内容はさておき、ちょっとした話題になったことがある。両作品で複数の役者が“裏かぶり”していたことだ。

 いわゆる、裏番組での出演かぶりのことだが、その一人が「シン・ゴジラ」の主人公・矢口官房副長官(長谷川博己)の盟友、泉政調副会長を演じた松尾諭(41)。裏でドラマ「陸王」にも登場していて、実業団の陸上選手を演じる竹内涼真(24)に対し、ケガの後の進退について迫る社員の役どころだった。

「陸王」にはピエール瀧(50)が米スポーツ用品メーカー・アトランティス社の日本支社営業部長という重要な敵役で出ているが、この日は「陸王」終了後の午後10時ごろ、今度は「シン・ゴジラ」に自衛隊員役で登場。ゴジラへの砲撃を指揮するピエールに、ネット上では<器用すぎる>などの歓声が上がっていた。

 その「シン・ゴジラ」で東京都知事を演じた光石研(56)は、「陸王」ではスポーツ用品店の店主役。ちなみに、光石は放送時間こそかぶりはしなかったものの、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で明智光秀役をこなしていた。

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