(13)腰椎圧迫骨折治療のコルセット作りは、思いのほか大変

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 MRI検査でおかんの腰椎圧迫骨折が確定した日、担当医が提案したのはコルセットの装着だった。治療法としてポピュラーなものらしく、後日しっかり採寸した後、義肢装具士に作ってもらう必要があるという。

 そのため5日後に再び予約を取ったのだが、状況をいまひとつ把握していないおかんは「また来なきゃいけないの」と不満顔。なんとかご機嫌を取ろうと、病院からショートステイに戻る時、好物の大福を買うと少し笑顔が戻った。こういうところが可愛い部分でもある。

 そのコルセットの採寸日。メジャーでお腹回りをサッと測るのかと思いきや、立たせた状態でラップのようなものでお腹から腰にかけてぐるぐる巻き。その上から濡らした包帯をさらに巻かれた。困惑顔のおかん。ミイラもこんな作り方したのだろうか……。能天気なことを考えていたら、

「包帯が乾いて固まるまでそのままの姿勢を保っていてください」

「息子さんはしっかり支えてあげてください」

 結果、親子は10分以上抱き合う状態になってしまった。気恥ずかしさがかなりあったと付け加えておこう。

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