著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

緑内障(3)「目がいい人」が発症しやすいタイプがある

公開日: 更新日:

 先月、朝の情報番組から取材を受けました。テーマは「緑内障」。日本人の中途失明原因の第1位は緑内障によるものです。眼科医として「もっと多くの人に関心を持ってほしい」という思いをいつも抱いています。

 番組内でも申し上げましたが、「血縁者に緑内障患者がいる」または「強度近視」のどちらかに該当する方は、そうでない方より発症する確率が上がります。定期的に眼科を受診するようにしていただきたいと思います。

 いろいろなタイプの緑内障がありますが、特に注意してもらいたいものがあります。「閉塞隅角緑内障」です。緑内障全体のうち、閉塞隅角緑内障が占める割合はごく少数なのですが、急激に視力が低下し失明に至る可能性があるため、早期発見と早期受診が重要になります。

 閉塞隅角緑内障は、目の中の液体(房水)の排水口「隅角」が狭くなって閉塞し、房水がたまって眼圧が上昇することで発症します。房水で満たされる空間が生まれつき狭い人は、加齢とともに房水が排出されにくくなり、発症しやすい。

 また、若い時から遠くがよく見える、いわゆる「目がいい人」も、加齢によって発症しやすくなることがわかっています。さらに、女性は男性の3倍、罹患している人が多いというデータがあります。女性の眼球は男性より小さいことが関係していると考えられています。

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