初心者向け「信用取引の拡大」は本当に投資家のためか? SBI証券に続き楽天証券も今年スタート

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 投資未経験者でも利用できる初心者向け信用取引サービスが話題を集めている。

 SBI証券は2023年に「はじめて信用」を開始し、株式取引経験の有無にかかわらず一定の審査を経れば、空売りを含む信用取引が可能になった点が注目された。

 楽天証券も今年1月31日から「らくらく信用」を開始し、レバレッジ1倍・建玉(反対売買で決済していない未決済の契約)上限500万円という制限付きながら、やはり空売りを含む初心者向け信用取引を拡充している。 

 これらのサービスは“リスクを抑えた信用取引”をうたう。ただ、ネット証券の信用口座は審査が比較的容易で、金利・貸株料・逆日歩といったコストや、急変時の追い証リスクを十分に理解しないまま取引を始める初心者も増えている。実際、どちらのサービスも金利・貸株料は通常の信用取引と同様に発生する。

 初心者が空売りを始めて大丈夫? という金融関係者も……。

「株価には上限がありません。だから、空売りをした場合、理論上損失は無限大です。投資元本以上の損失が発生する可能性があることに加え、逆日歩と呼ばれるコストの負担が膨らむケースもあることから、初心者が本来手を出すべき取引ではないでしょう」(ネット証券関係者)

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