今なぜ音楽なのか? 大竹しのぶがアルバムリリースを語る

公開日: 更新日:

 昨年の紅白歌合戦に初出場、「愛の讃歌」を歌って話題になった大竹しのぶがオリジナルアルバム「ち・ち・ち」をリリース。最後の曲は「愛の讃歌」だが、シンガー・ソングライター系のアーティスト、森山直太朗、山崎まさよし、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔、中村中、kiroro玉城千春らが作詞・作曲したユニークな内容だ。

 バラードからロックンロール、ラブソングまでバラエティーに富んでいる。なぜ歌なのか、話を聞いた。

「芝居は私ひとりではなく、長時間かけて、その役を通して伝える作業ですが、音楽はもっとシンプルでお客さんの心に入っていける感じがあります。10年ほど前からトークと歌のコンサートをやっていますが、お客さまが元気になってくださることが何より楽しいです。

 コンサートの一環で万博会場で歌わせていただいた時があり、たまたま来ていたご高齢のご夫婦が“ヒット曲があるわけじゃないのにこの人、何をやるんだ?”って見ていたのが、1曲歌いアップテンポな曲になったら2人で本当に幸せそうに手拍子をして見ていたんです。そうか、歌はこんなふうに人に響いて楽しくさせることができる、理屈じゃないんだと。

 エディット・ピアフを演じたことも大きかったですね。ピアフという人の歌もすごく強烈。一回ごとのステージでそこにいる人にすべてをあげるみたいな感じが……。この3年は音楽ときちんと向き合っていこうと思って取り組んでいます」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  3. 3

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  4. 9

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  5. 10

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か