森昌行社長vsたけし軍団 泥沼の対立に透ける“別の構図”

公開日: 更新日:

 円満退社かと思われたビートたけし(71)の事務所独立をめぐってオフィス北野・森昌行社長とたけし軍団がグッチャグチャになっている。1日に水道橋博士ら軍団のメンバーがブログに声明文を掲載し、マスコミが一斉に騒ぎ出した。声明文には森社長が1億円近い高額報酬を得ているなど森社長がたけしの信頼を裏切ったことが原因とされているが、キレたのが森社長。「週刊新潮」で反論して、まさに泥沼のお家騒動、全面対決になってきた。

 そもそも、たけしの独立に関しては女性の存在が大きいとされたが、軍団も森社長もそこには一切触れず。語られないことにこそ真実があるようにも思うが……。メディアはスルーだ。

 それで森社長vs軍団なわけだが、気になるのが軍団の仕事っぷり。ガダルカナル・タカ、ダンカン、ラッシャー板前、水道橋博士あたりはテレビで見かけるが、売れっ子とまではいかない。多くは事務所とたけしにおんぶにダッコで、「スッキリ」(日テレ系)がグレート義太夫の写真をウガンダ・トラの写真と間違えるほど残念なタレントが多いのが実情。今回はそんな“社員”が権利を主張して社長批判をしていると言ったら言い過ぎだろうか。森社長にしてみれば、“社員”がもっとカネをくれと騒いでいるようにしか見えないかもしれない。

 マスコミは突っ込みどころが違うことに気がつくべきでは。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  3. 3

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  4. 4

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

  4. 9

    “Snow Manの頭脳”阿部亮平は都立駒場高校から“独学”で上智大理工学部へ 気象予報士にも合格

  5. 10

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは