“永遠の一発屋”城みちるが語る活動復帰までのキツい道のり

公開日: 更新日:

 タレントや業界人との酒席では車中で待つのではなく、同席させてもらえたけど、周りは「なんで城みちるが運転手やってるんだ?」とザワザワする。「芸能界に戻るんですか」と聞かれたり。「何かやってみるか」と誘われても、10年も間が空いてたし、抵抗がありました。

■転機は「風雲!たけし城」出演

 ある日、ビートたけしさんとTBSのプロデューサーと一緒に食事する機会があり、たけしさんから「今度新番組やるから出てくれませんか」と誘われました。最初は気乗りしなかったけど、たけしさんがラジオや漫才で「『イルカにのった少年』はどこに行った?」とか、僕をネタにしてたのを聴いていてうれしかったから、出ることにしました(笑い)。

 それが「風雲!たけし城」(笑い)。黄色いフンドシして、亜仁丸レスリーとか元相撲取りに交じって一般参加者と相撲を取ったり。参加者は勝つために本気だから、僕はケガばっかりして。左腕は骨折したし。

「城みちるが久々にテレビ出たら、あんなことしてるよ」とさんざん言われたけど、人気番組になって地元広島の局が「復帰したなら番組やりましょう」と声をかけてくれて、広島と東京を往復する芸能生活が始まった。オヤジから「広島にいるなら電話くらいしろ」と数年ぶりに連絡が来て勘当を解いてもらえ、その頃は離婚も成立してたし、ようやく生活が順調になった感じです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束