お笑いコンビしゃもじ 格安家賃も払えず30歳過ぎてバイト

公開日: 更新日:

たーにー しかも、上京したその日に受けたオーディションに受かってフジテレビで深夜番組のレギュラーが決まり、上京後最初の2年はバイトせずに暮らせた。玉城さんの部屋を出て事務所が持ってる物件の別の部屋に2人で住む。でも、1年くらいして番組が終わっちゃった。格安の1万5000円の家賃も払えなくなって。「それも払えないのかよ」って寂しさはありましたね。ハハハ。

しゅうご それで僕はその後バイトを始めました。登録制の派遣の日雇い、深夜から朝までパソコンを操作する仕事、イベントの設営、引っ越し屋、夜勤のマンガ喫茶。沖縄の頃は実家住まいだったし、上京後は先輩の部屋に居候で芸人の仕事もあったから、30すぎて初めて働きました。

たーにー バイト始めた相方は部屋を出ていってオレはひとりになっちゃった。オレは逆にバイトがメインになったら芸人としてダメだと思った。どこかの会社の社長さんと知り合いになって、酒席に呼ばれたら出かけてお小遣いもらったり。それだけじゃやっていけないので仕方なく深夜のコールセンターでバイト始めて。遠距離恋愛してた彼女が沖縄にいたんですけど、オレのために上京してくれて事務所の物件で同棲して、東京で働きだした。家賃や生活費を2人で出して、残りは貯金して、池袋のちゃんとした部屋に越しました。すぐに結婚して子どもが生まれ、今、妻子は沖縄に戻りました。つまりオレは3人・2人・1人・2人・3人・1人と住む人数が目まぐるしく変わる(笑い)。

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