“松岡修造まね”こにわの貧乏時代 ネタ作りで借金も大失敗

公開日: 更新日:

 松岡修造石橋貴明の熱いモノマネで人気の芸人、こにわさん(35)。ゼロ円で暮らすハメになった1カ月があった……。

 ◇  ◇  ◇

 芸人になって間もない、コンビでやってた20代の最初のころの話です。お世話になっている先輩芸人から借金で苦労した話をいろいろと聞かされたんです。それを先輩がテレビでトークのネタや美談にしてたから、「借金した方が、面白いトークができるんじゃないか!? 芸人として面白くなれるんじゃないか」と勝手に思い、試しに借金してみたんですよ。

 といっても、親や先輩から少しずつ借りて、服とか欲しいものを買ってただけですけどね。借りた総額は大したことないけど、芸人の仕事はさっぱりないから、そのうち部屋の4万円の家賃も滞納して不動産屋から親に連絡が行き、家賃を母親に払ってもらったりして。

 結局は借りたお金をその後、地道に返済。ただ、借金してもネタはできなかったし、僕自身も面白い芸人にはまったくならなかった! 「借金して面白くなる芸人と、面白くならない芸人がいるんだ」と知りました(笑い)。二度とお金を借りてたまるかと誓いましたよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝