二田一比古
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二田一比古ジャーナリスト

課題はデビュー後 キムタク次女“親の十四光”やがて重荷に

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 芸能界は本来、芸で世間に認知させるものだが、「肩書ありき」もすっかり定着。「巨乳・美脚」など特出した体のパーツから「東大出」などの肩書も一時はもてはやされたが、昔も今も親の名前にはかなわない。いきなり赤じゅうたんで芸能界に迎え入れられるようなものだが、課題はデビュー後――。常に親と比較されるのが世の常。母親の聖子と同じアイドル路線で売り出した沙也加は、ママドルとして一線で活躍する聖子と比較され「やはり母親のほうが上」と言われ一時、挫折。ミュージカルなど舞台活動に方向転換。ようやく独り立ちを果たした。今では「聖子の娘」の肩書も薄れた感がある。

 逆に宇多田ヒカルは自ら親の七光を隠して華々しいデビューを果たした。母親は演歌の藤圭子(故人)。顔もさほど似ていない。歌のジャンルも違い、しばらくは知る由もなかった。

 現在、役者として活躍する寺尾聰は父親だった演劇界の重鎮・宇野重吉に頼ったこともあったが、「親の七光といわれるだけ」と父は反対。同じ役者でも別な道を歩ませた。多少、遠回りしたが、今では「父親を彷彿させる渋い役者になった」と父を超えるまでになった。親の七光はデビュー時にはアドバンテージとなるが、やがてハンディに変わり逆光となって本人にはね返るのが相場。それをはね返すには親の七光をかき消す芸と人気をいかに身に付けるかにある。まだどの道に進むかは定かではない光希だが、これほど注目度の高い2世はいない。それはまた大きな重圧にもなる。

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