荻野目洋子&DA PUMP復活 芸能プロの多角化と生き残り戦略

公開日: 更新日:

 芸能プロデューサーの野島茂朗氏は言う。

「ISSAといい、平社長といい、どん底まで落ちて、そこから這い上がってきたという部分では同じ気持ちを共有しているんじゃないでしょうか。ISSAは低迷中とされる頃、音楽関係者とごく普通の居酒屋で飲んでいるときに偶然会った際に深々とお辞儀をする姿を覚えています。平社長はマスコミの集まる会合にも顔を出し、カラオケで石原裕次郎の歌を上手に歌い、名刺交換すると、挨拶のハガキが届きました。大手芸能プロには、閉鎖的で独善的なところもありますが、そことは全く違う印象を持ちました」

■虚飾の業界は今や昔

 ビートたけし独立で揺れるオフィス北野、タレントの不祥事が相次ぐジャニーズ事務所と、このところ芸能プロのあり方が取り沙汰されている。日経ビジネスは「専業と多角化の分かれ目」としてこの業界について特集し、「タレントのマネジメントという芸能事務所の業務にとどまらず、多角的に事業を進める会社が多い」と分析。筆頭はEXILEの所属事務所LDH、福山雅治らを擁すアミューズ、沖縄国際映画祭などを展開中の吉本興業などだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで