役者歴は20年…人生初の連ドラレギュラーで放った存在感

公開日: 更新日:

「これは小手さんに決まる前のもので……とやたら念を押されて企画書を読んだら、〈五十嵐イケメン〉と書いてあった。どうやら国籍不明のちょっと変わったイケメンを探していたらしいんですが、オーディションを繰り返してもなかなか該当者が見つからず、結果、イケメンの解釈を広げようという話になり、“声なら割とイケメン”ということなのか、“よく見ればパーツは整っている”ということなのか、いずれにせよ拡大解釈の恩恵でオファーをいただきました」

 撮影前に自己流で役を作り込んでしまうことはしなかった。

「主演のお三方とのバランスと、ある種の違和感だけは意識し、役作りは最小限にとどめたんです。五十嵐本人はLEON(男性誌)のファッションを丸パクリしてキメているつもりだけど、だったらもうちょっと痩せろよっていう、どこか残念な感じは、僕自身の隙だらけな性格を悲しいくらい参考にしました」

■ネクストブレーク俳優から17年

 狙いは見事に的中し、視聴者の心をわしづかみにしている。先日出演した「アウト×デラックス」(フジ系)では、自らを「シンデレラおじさん」と称した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議