役者歴は20年…人生初の連ドラレギュラーで放った存在感

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 最近、ドラマ好きの話題をさらった新顔のおっさん俳優といえば、このご仁。4月期の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)で、ひと癖もふた癖もある五十嵐役の濃厚な演技で見るものに強烈な印象を残した。得体の知れない「シンデレラおじさん」を徹底解剖する。

  ◇  ◇  ◇

「フッ、フッ……」

 五十嵐ロスを嘆く視聴者がいるという。その感想を尋ねると照れくさそうに含み笑い。長澤まさみ東出昌大小日向文世が演じる天才詐欺集団をフォローする第4のコンフィデンスマン(詐欺師)として存在感を放った。

 まずは役者歴20年で連ドラ初レギュラーとなった同作品について振り返ってもらおう。

「こう見えて小心者なんです。お話をいただいたときは、よっしゃ~というよりもサーッと血の気が引いた。僕、なぜか自信家で我が強い役が多いんですが、実際は動揺しまくってましたね」

 NHK大河「真田丸」(16年)の塙団右衛門役と、テレビ朝日系「オトナ高校」(17年)第1話の和田島正臣役を見ていた脚本家の古沢良太氏が指名、キャスティングされたという。

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