役者歴は20年…人生初の連ドラレギュラーで放った存在感

公開日: 更新日:

 最近、ドラマ好きの話題をさらった新顔のおっさん俳優といえば、このご仁。4月期の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)で、ひと癖もふた癖もある五十嵐役の濃厚な演技で見るものに強烈な印象を残した。得体の知れない「シンデレラおじさん」を徹底解剖する。

  ◇  ◇  ◇

「フッ、フッ……」

 五十嵐ロスを嘆く視聴者がいるという。その感想を尋ねると照れくさそうに含み笑い。長澤まさみ東出昌大小日向文世が演じる天才詐欺集団をフォローする第4のコンフィデンスマン(詐欺師)として存在感を放った。

 まずは役者歴20年で連ドラ初レギュラーとなった同作品について振り返ってもらおう。

「こう見えて小心者なんです。お話をいただいたときは、よっしゃ~というよりもサーッと血の気が引いた。僕、なぜか自信家で我が強い役が多いんですが、実際は動揺しまくってましたね」

 NHK大河「真田丸」(16年)の塙団右衛門役と、テレビ朝日系「オトナ高校」(17年)第1話の和田島正臣役を見ていた脚本家の古沢良太氏が指名、キャスティングされたという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?