著者のコラム一覧
田辺まりこ

北海道生まれ。銀座の高級クラブ「姫」のナンバーワンホステスを経て、モテる男性育成スクール「セクシャルアカデミー」を主宰。著書に「枯れない男のセックステクニック」(KKベストセラーズ)、「千人斬りの銀座ママに学ぶ!モテる男のセックス流儀」(ブックマン社)などがある。

こまやかな心配りも…一世を風靡した名力士の“玉にキズ”

公開日: 更新日:

「あら、まげを切った方がすてきじゃない?」

 土俵で一時代を築いたその人とちゃんとお話したのは彼がまげを切った直後のことでした。色白の女性が好みで、同じ北海道出身ということもあり、意気投合。お付き合いしてみると、武骨なイメージとは異なり、プレゼントを欠かさないとてもこまやかな人でした。

 職業柄“初日”を大事にしていて、1日にはスポンサーを連れて来店し、よく着物の反物をプレゼントしてくれました。毎月1日は新調した服で店に出なければいけない日なので、和装の私は結構なお金がかかるのですが、いつの間にか頂いた反物を翌月には着物に仕立てて店に出ることが常になっていました。それ以外にもお花をくれたり、こまやかな心配りのある方で、見た目とのギャップに余計に感動したのでした。

 ただひとつ閉口したことに、彼はペニスに真珠を入れていました。真珠なんて異物感しかありませんし、クスリで無理やり立たせたペニスも快感からはほど遠い。女性は男性の自尊心を傷つけないよう気持ちいいフリをしているだけなのですが……。正面からぶつかる技には長けていたのに、なぜかこういうところは曲がってしまうのかしら、と思っていました。彼とは数年続きましたが、引退して部屋を持とうとしていたところだったので、結婚する気のない私と疎遠になってすぐ、他の女性と結婚されました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾