ハーフ芸人でも英語が ぶらっくさむらいは米で強盗被害2度

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 それから肉体労働で貯めた200万円で、24歳にして米国に語学留学。向こうの黒人は僕を見て「ヘイ、ブラザー。ホエア・ユー・フロム?」とか、話しかけてくる。ボクが「ジャパン」と答えると「つまんないこと言うなよ」と、ボケだと思われて叱られる! 英語が話せない日本人だと信じてもらえない時が結構ありましたよ。日本に居場所がなくて飛び出したのに、米国にも居場所がなくて(笑い)。

■面接前に「ボク、黒人なんですけど」と…

 米国では2回、強盗に遭ってる。1回はお金をどうしても渡したくなくて抵抗すると、強盗が「マジで出さないと殺すぞ」とか英語ですごんできた。日本語で「分からない! 英語、分からない!」と叫んだら、“謎の黒人が日本語しゃべってる!”とパニックになって逃げた。カタコトの英語しか話せなくて助かったのかも。

 日本に戻ってからいろいろなバイトしましたけど、落とされることもあったね~。本名が“たけうち・ごう”ってモロ日本人だから、電話で「面接に行きます」って言い、面接に行って履歴書出した瞬間に「え!」って顔される。向こうは「たけうち君が来る」と思ってますから(笑い)。

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