モノマネ芸人の神奈月 “完全フリー”がたたり人間不信に

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 長嶋監督やプロレスラー武藤敬司ら多ジャンルのネタを持つモノマネ芸人の神奈月さん。実はフリーで活動したマネジャー兼務の時代、貧乏と人間不信に陥った!?

 芸人を目指して上京し、つらかったのは、80年代後半から90年代前半ですね。

 最初の19歳から20代前半までは池袋や渋谷のショーパブで働いていたから、いわゆる固定給が毎月二十数万円は入ったし、家賃は6万円くらいだったので、生活は大丈夫でした。大変だったのはショーパブを辞めてから。

 僕は事務所に所属せず、フリーでやってた期間が長いんです。フリーでやっているモノマネタレントはいますけど、それでもマネジャーを雇ったりしていて、完全に一人なのは僕だけでした。

 スケジュールを管理したり、仕事をブッキングしたり、全部自分一人でやってました。

 知り合いのイベンターさんが少ないので、仲良くさせてもらって「安くていいからショーやらせてください」と頼んでました。

 でも、仲良くなると仕事をもらえる半面、高いギャラが取れなくなっちゃうんですよ!

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