「JFK」ケネディ暗殺の“陰謀論” 犯人はオズワルドなのか?

公開日: 更新日:

 本作の公開当時に論じられたことだが、ウォーレン委員会がオズワルド単独犯行説を発表したことで米国民は2世代にわたって政府の権威に背を向けるようになり、キング牧師、R・ケネディの暗殺との相乗効果でベトナム反戦運動が本格化した。陰謀論が米国民に「国家を疑え」という意識を植え付けたことになる。

 それでも陰謀論は面白い。本作は陰謀好きの人にとって最高のエンターテインメント。真夏の怪談話と同じで、幽霊を信じる人ほど楽しめる。

 ちなみに事件後の3年間で重要証人18人のうち16人が不審な死を遂げた。73年の映画「ダラスの熱い日」は彼らが死亡する確率は「実に10京分の1」であると解説している。 

(森田健司)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒