偽装離婚で資産隠し 羽賀研二を“金の亡者”に変えた原点

公開日: 更新日:

 羽賀がアンナと交際当時から取材するベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「金銭トラブルに女性問題と、次々出てくる疑惑のたびに直撃したものですが、羽賀は『それはね、青山さん』とこちらの目をまっすぐ見て、とうとうと自己弁護を並べていく。頑として疑惑を認めないんです。ものすごいバッシングでしたけど、それをものともしないずぶとさのようなものがあった。渦中のときにこちらの携帯を鳴らし『この話知ってますか?』と同じタレント仲間のスキャンダルを振ってきたこともある。ああ、楽しんでいるんだなあって思ったものです」

 羽賀は沖縄県コザ市(現・沖縄市)出身。日本人とアメリカ人のハーフだ。

「羽賀の実家を取材で訪ねたとき、そのルーツを垣間見た気がしました。3度の食事にも事欠いた極貧の生い立ち。電気店の物置で暮らしていたこともあるとか。そんな環境で自分を育て上げてくれたお母さんに何とか楽をさせようと誓い、芸能界入りを決めたのだそうです」(青山氏)

 母を楽にという、その気持ちにウソはなかったのだろうが、苦労が人間を育てずに精神までむしばんでしまった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった