家族で辰夫の“回復アピール” 梅宮アンナ緊急会見の裏側

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 第一声はこうだった。

「結論から申しますと、今現在、父は非常に元気にしております。どうかと思う時もありましたが、現在は自宅で療養しております」

 8日発売の「週刊新潮」の記事を受け、7日夕に緊急会見を行った梅宮アンナ(44)。およそ150人の報道陣(スチル31社、ムービー28社)を前に語ったのは、父で俳優の梅宮辰夫(78)に関するがん報道の“真相”だ。

「病名は十二指腸乳頭部がんで、ステージは1から2の間。十二指腸と胆のうは全て取って、すい臓も摘出。あと胃をちょこっと。悪いところはすべて取りました」。黄疸などの症状が出て6月24日に検査を受け、発覚。7月26日に12時間に及ぶ長時間の手術を行うも、約2週間後の8月11日には退院したという。一時は体に10本以上のチューブが入っていたが、「医者も驚くほどの回復力」で、すでに梅宮の希望で寿司屋やBBQに行くほどまでに。「ここ30年以上、父は3カ月から半年に一回は病院に行っていた」という言葉通り、早期発見が功を奏したようだ。


 今年の2月末、俳優の故・安藤昇氏のお別れ会に姿を見せた梅宮は体重10キロ減の痩せた体で、ひとりで歩くこともおぼつかない姿をカメラの前にさらした。その後、出演したテレビ番組では肺炎を患い、心不全や腎不全など8つの合併症を引き起こしたものの、完治したことをアピール。それに続く今回のがん報道だけにマスコミや世間から心配の声が上がるのも無理はない。

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